- ポイ活に無料振込回数が重要な理由
- 無料振込回数がある銀行一覧
- 無料振込を使ったおすすめのポイ活手順
ポイ活の情報を調べていると、「無料振込回数」がある銀行を使おう!という内容を見たことがあると思います。

なぜ無料振込回数が必要なの?

振込を受けるとポイントがもらえる銀行があるんですよ!
この記事では、ポイ活で無料振込回数が重要である理由と、その使い道、無料振込回数が多い銀行が分かります。
ポイ活をする上では、リスク無くポイントを貯められるコンテンツになっていますので、
是非、最後までご確認いただければと思います。
1.銀行の無料振込回数が重要である理由
銀行の中では、他行から振込を受けるとポイントをもらえる制度を採用している銀行があります。
この制度を用いて、銀行間の送金を行い資金を消費せずに、ポイントを獲得できます。
これをポイ活界隈では「銀行ぐるぐる」ポイ活と呼ばれます。
↓銀行ぐるぐるなどで獲得できるポイントをまとめた記事はこちら↓
2.振込を受けるとポイントがもらえる銀行
銀行間で資金移動をしてポイントが獲得できますが、
全ての銀行がそのようなサービスを提供しているわけではありません。
以下に、振込を受けるとポイントを獲得できる銀行を一覧にします。
銀行名 | 必要振込金額/回 | 獲得pt数(上限回数) | 合計獲得pt/月 |
---|---|---|---|
第一生命NEO BANK | 10,000円以上 | 20pt(25回) | 500pt |
VNEO BANK | 10,000円以上 | 20pt(25回) | 500pt |
JAL NEO BANK | 30,000円以上 | 10マイル(15回) | 150マイル |
SBI新生銀行 | 10,000円以上 | 20pt(5回) | 100pt |
住信SBIネット銀行 | 3,000円以上 | 30pt(1回) | 30pt |
楽天銀行 | 3,000円以上 | 10円(5回) +ボーナス100円 | 150円 |
楽天銀行 第一生命支店 | 3,000円以上 | 10円(5回) +ボーナス100円 | 150円 |

住信SBIネット銀行の系列銀行が多いね!

ポイ活民は第一生命NEOBANKとVNEOBANKへ送金をして、多くのポイントを狙います!
3.無料振込回数がある銀行
これら多くの銀行は、口座開設をしただけでは無料振込回数が付いてくるわけではなく、
一定条件をクリアすると、その特典として無料振込回数がもらえることが多いです。
無料振込回数がある銀行を以下に挙げます。
おすすめの銀行を赤字アンダーラインで強調しており、これらで振込回数50回以上を確保できます。
銀行名 | (現実的な)無料振込回数 | 必要ランク/ステージ | 条件概要 |
---|---|---|---|
auじぶん銀行 | 15回 | プレミアムステージ | 5つの条件クリア |
SBI新生銀行 | 10回 | ダイヤモンドステージ | SBI証券との連携設定 |
スルガ銀行 | 10回 | ★★★★(四ツ星) | 残高20万円 |
野村信託銀行 | 10回 | なし | 野村證券口座必須 |
UI銀行 | 5回 | ステージ2 | 残高10万円 |
SBJ銀行 | 5回 | なし | SBJダイレクト登録 |
東京スター銀行 | 5回(実質) | なし | 明細書を「郵送しない」 |
三井住友銀行Olive | 3回 | なし | Olive口座開設 |
paypay銀行 | 3回 | なし | 給与受取 |
大和ネクスト銀行 | 3回 | なし | 大和証券口座必須 |
楽天銀行 | 2~3回 | プレミアム~VIPランク | 取引回数10~20件 |
イオン銀行 | 2回 | シルバーステージ | 3つ程度の条件クリア |
ソニー銀行 | 2回 | ステージなし | Sony Bank WALLET発行 |
※VNEO BANKと第一生命NEO BANKへの振込で回数がカウントされる銀行に限定
auじぶん銀行
無料振込回数 | 最大15回/月 |
ランク制度名:最大振込回数に必要なランク | じぶんプラス:プレミアムステージ |
最大振込回数に必要な条件 | 以下より5つの条件達成 ・入金(定額自動入金など) ・口座振替(クレジットカード引落しなど) ・キャッシュレス決済(PayPayチャージなど) ・エンタメ(公営競技への入金など) ・資産運用(eスマート証券のマネーコネクト設定など) ・残高(預金残高50万円以上など) |
取引状況や残高に応じてステージが決定し、ステージに応じてATM利用手数料や振込手数料の無料回数、Pontaポイントの倍率などの特典が受けられる優遇制度です。
「じぶんプラス」にはレギュラー/シルバー/ゴールド/プレミアムと4つのステージがあります。
各ステージは、毎月20日時点での取引内容や残高に応じて付与されるスタンプの数によって決定され、翌月のステージとして適用されます。
プレミアムステージに達すると、他行への振込手数料が月15回まで無料となります。
ランク制度を上げつつpontaポイントももらえるため、積極的に活用したい銀行です。
プレミアムステージに上げるために条件が5つあるため、一見厳しいと思いがちですが、
お金をかけずにプレミアムステージへランクアップすることもできます。
- 定額自動入金を相互で設定(例:auじぶん銀行⇔住信SBIネット銀行)
- クレジットカードの引落口座として設定し、suicaへ1円チャージ
- paypayへチャージ⇒paypay銀行へ出金⇒三井住友銀行へ送金(手数料0)⇒auじぶん銀行へ(ことら送金)
- eスマート証券のマネーコネクトを設定
- SPAT4で100円入金⇒即出金(預金残高50万円を確保できない場合)
SBI新生銀行
無料振込回数 | 最大10回/月 |
ランク制度名:最大振込回数に必要なランク | ステップアッププログラム:ダイヤモンド |
最大振込回数に必要な条件 | 以下いずれかの条件を達成 ・SBI証券との口座振替契約 ・SBI新生コネクトの設定 ・28歳以下 ・60歳以上 ・預金残高2000万円以上 |
取引状況や残高、各種サービスの利用状況に応じて、ステージごとにATM出金手数料の無料回数、振込手数料の優遇、金利の優遇、さらにはキャッシュプレゼントなどの優遇特典が提供される仕組みです。
「ステップアッププログラム」にはスタンダード/シルバー/ゴールド/プラチナ/ダイヤモンドといった5段階のステージがあります。
ダイヤモンドステージに達すると、他行への振込手数料が月10回まで無料となります。
ダイヤモンドステージの条件は、ランク制度を取り入れている銀行の中でもトップクラスに簡単なため、優先的に活用しましょう。
- SBI証券との口座振替契約を設定
スルガ銀行
無料振込回数 | 最大10回/月 |
ランク制度名:最大振込回数に必要なランク | スルガSTARプログラム:★★★★(四ツ星) |
最大振込回数に必要な条件 | 以下いずれかの条件を達成 ・円預金残高1000万円以上 ・円預金残高20万円以上かつデジタル通帳(インターネットバンキング)契約 |
預金、振込等、各種サービスの利用状況をもとに、ATM出金手数料の無料回数、振込手数料の優遇、金利の優遇、さらにはキャッシュプレゼントなどの優遇特典が提供される。
「スルガSTARプログラム」には★(一ツ星)/★★(二ツ星)/★★★(三ツ星)/★★★★(四ツ星)といった4段階のステージがあります。
「スルガSTARプログラム」★★★★(四ツ星)ランクに達すると、他行への振込手数料が月10回まで無料となります。
最高ランクの条件も簡単で無料振込回数も多く、ポイ活には積極的に活用したい銀行です。
また、スルガ銀行にはインターネット支店(Dバンク支店、Vポイント支店、ANA支店、など)があり、
いずれかの支店で条件を達成すれば、他の支店も最高ランクが適用されます。
- 預金残高に20万円入れ、インターネットバンキングを契約する
UI銀行
無料振込回数 | 最大5回/月 |
ランク制度名:最大振込回数に必要なランク | UIプラス:ステージ2 |
最大振込回数に必要な条件 | 以下いずれかの条件達成 ・きらぼし銀行との連携 ・平均預金残高10万円以上 |
「UIプラス」は、預金の1か月平均残高に応じた5段階のステージ(ステージ1/ステージ2/ステージ3/ステージ4/ステージ5)が設定され、そのステージに応じて他行宛振込手数料が無料で利用できる回数が決まります。
月末残高等ではなく、1ヶ月の平均残高という点は注意が必要です。
現実的に狙えそうなランクはステージ2であり、他行への振込手数料が月5回まで無料となります。
残高10万円をキープしなくてはなりませんが、無料振込回数が多いため、おすすめ出来る銀行です。
もしきらぼし銀行口座をお持ちの方は、無条件でステージ2到達になるため更に難易度が下がります。
- 残高10万円をキープ(またはきらぼし銀行口座を開設して口座連携)
SBJ銀行
無料振込回数 | 最大5回/月 |
ランク制度名:最大振込回数に必要なランク | なし |
最大振込回数に必要な条件 | ・インターネットバンキング(SBJダイレクト)登録 |
ランク制度なし
SBJ銀行にはランク制度が無く、無料のインターネットバンキング(SBJダイレクト)に登録するだけで、他行への振込手数料が月5回まで無料となります。
ネットバンク登録のみの簡単な手続きで済むため、非常におすすめの銀行です。
- インターネットバンキング(SBJダイレクト)の登録
三井住友銀行Olive
無料振込回数 | 最大3回/月 |
ランク制度名:最大振込回数に必要なランク | なし |
最大振込回数に必要な条件 | ・Olive口座の開設 |
ランク制度なし
やることは三井住友銀行のOliveアカウントを開設するだけです。
既に三井住友銀行の普通預金口座をお持ちの方は、Oliveアカウントに切り替えることで、他行への振込手数料が月3回まで無料となります。
Oliveアカウントはアプリ1つで様々なキャッシュレスをまとめて管理が出来、手数料関係も優遇されるため、切り替えるだけで通常のアカウントよりも多くのメリットが得られます。
三井住友銀行もOliveへの移行を推奨していることから、力を入れていることが分かりますし、今後もより良いアップデートが実装される可能性が高いです。
- Oliveアカウントを開設(または切り替え)
PayPay銀行
無料振込回数 | 最大3回/月 |
ランク制度名:最大振込回数に必要なランク | なし |
最大振込回数に必要な条件 | ・PayPay銀行口座への給与受取(要エントリー) |
ランク制度なし
PayPay銀行にランク制度はありませんが、口座開設後に初回エントリーをし、給与受取振込を受けることで、他行への振込手数料が月3回まで無料となります。
給与受取となっていますが、自分の他銀行からの振込名義を「キユウヨ」「キュウヨ」に設定して振込を行うと、条件がクリアされたこととなります。
振込金額は1円で問題なく、非常に簡単な条件なため是非活用しましょう。
- 他行より振込依頼名を「キユウヨ」にし、1円振り込む
楽天銀行
無料振込回数 | 最大2~3回/月 |
ランク制度名:最大振込回数に必要なランク | ハッピープログラム:プレミアム~VIPランク |
最大振込回数に必要な条件 | 以下いずれかの条件達成 ・取引件数10~20件以上 ・預金残高100万円以上 |
楽天銀行の「ハッピープログラム」は、エントリーをすることで、取引時の楽天ポイント獲得(各ステージごとに倍率あり)、ATM利用手数料、振込手数料の無料回数などの特典が受けられる優遇制度です。
ベーシック/アドバンスト/プレミアム/VIP/スーパーVIPと、5つのランクがあります。
毎月25日時点の預かり資産残高または前月26日から当月25日までの対象取引件数に応じてステージが決定します。
ステージ | 条件 | 振込無料回数 | 楽天pt倍率 |
---|---|---|---|
ベーシック | なし | 0回 | 1倍 |
アドバンスト | 残高10万円以上 または 取引件数5件以上 | 1回 | 1倍 |
プレミアム | 残高50万円以上 または 取引件数10件以上 | 2回 | 2倍 |
VIP | 残高100万円以上 または 取引件数20件以上 | 3回 | 3倍 |
スーパーVIP | 残高300万円以上 または 取引件数30件以上 | 3回 | 3倍 |
無料振込回数に着目すると、VIPとスーパーVIPに変化はないため、狙うならVIPとなります。
残高200万円以上は厳しく、対象となる取引件数を20件以上も稼ぐ必要があります。
そのため、私はプレミアムの無料振込回数2回でもOKという感覚でいます。
なお、楽天銀行自体にも、振込を受けるとポイントを貰える制度があるため、振込を受ける件数を稼ぎながらポイントを獲得できます。

上記は、住信SBIネット銀行の自動振込・自動入金機能を使いながら、5回分の振込を受けつつ、
ポイントを獲得する図解です。
これで5件分は稼げているため、残り5件を以下の対象取引にてクリアしましょう。
その他の対象取引は以下の通りです。
給与・年金の受取: 毎月の給与や年金を楽天銀行口座で受け取る
他行からの振込入金: 他の銀行口座から楽天銀行口座への振込(1件ごとにカウント)
他行への振込: 楽天銀行から他の銀行口座への振込も(1件ごとにカウント)
口座振替(自動引落): 楽天カードや公共料金などの口座振替(引落1件ごとにカウント)
楽天Edyへのチャージ: 楽天銀行口座から楽天Edyへのチャージ(1日1回、月最大3件まで)
楽天証券との連携: 楽天証券の「らくらく入金」や「自動入金(スイープ)」(1日1回、月最大3件まで)
公営競技への入金: JRA即PATや楽天競馬などへの入金(1日1回、月最大3件まで)
ATMでの入出金: ATMでの入出金(手数料無料回数を利用した取引や3万円以上の入金は対象外)
- 定額自動入金・定額自動振込を設定(例:住信SBIネット銀行⇔楽天銀行)
- 楽天競馬へ最低金額入金⇒即出金(月3回を日にちを分けて行う)
- 楽天証券へらくらく入金で入金⇒即出金(月2回を日にちを分けて行う)
その他の銀行:おすすめに選ばなかった理由
おすすめに選ばなかった各銀行の理由を解説していきます。
野村信託銀行
・無料振込回数10回は魅力的だが、野村証券の口座開設が必要
・既に野村證券口座をお持ちの方には非常におすすめ
※ただし、野村證券は個人的に、積極的に使用したい証券口座ではないため優先順位[低]
東京スター銀行
・無料振込回数も5回と多く、優秀な銀行です
・唯一のデメリットは、振込手数料を支払った後に翌月キャッシュバック性という点
大和ネクスト銀行
・無料振込回数3回と多くなく、大和証券口座の開設が必要
・既に大和証券口座をお持ちの方にはおすすめ
イオン銀行
・イオンゴールドカードを保有している方は、無条件で月3回の無料振込回数がもらえるためおすすめ
・カードを保有していない方は、条件に対して無料振込回数が少ないため優先順位[低]
ソニー銀行
・Sony Bank WALLET(デビット機能付きキャッシュカード)を作成する必要がある
・無料振込回数が少ないため優先順位[低]
4.まとめ
銀行の無料振込回数は、通常の生活ではそこまで重要ではありませんし、使い切ることも少ないでしょう。
ただし、ポイ活目線で言うと、住信SBIネット銀行への振込が多くのポイントを獲得する鍵になります。
全てのポイントを獲得すると手間もかかります。
ポイ活はコツコツと、自分の出来ることから始めていきましょう!

最後までお読みいただきありがとうございました!