30代子育て中サラリーマンが簿記3級に合格した方法

簿記3級は誰でも受かるという話をよく聞きます。

わたしが簿記3級を勉強した感想は、決して簡単では無いと感じました。

時間はないけど「簿記3級を取ってみたい！」という方に向け、知識ゼロの子育て世帯サラリーマンが合格するのにどれくらい労力を要したか？をご紹介します。

簿記3級を取ろうと思ったきっかけ

技術系なため仕事上に必須というわけではなかった

わたしは技術系の職種なため、簿記の知識がすぐに必要！というわけではありませんでした。

わたしが簿記を勉強しようと思ったきっかけは投資について学びたいと思ったからです。

勉強期間は3か月

合格までは3ヶ月間ほどを要しました。

簿記3級の合格には100時間程度の勉強時間が必要と言われています。

普通に勉強時間をちゃんと取れる方なら、早いと1ヶ月で、通常2ヶ月もあれば十分と思います。

ただ、わたしの勉強スタイルはあくまで「スキマ時間を使って勉強」でした。

仕事と家庭と勉強のバランスを取る

スキマ時間を使って勉強する理由は、仕事と家庭に影響を与えたくなかったからです。

わたしには2人の娘がおり、当初上の子が3歳、下の子が1歳になった頃でした。

当然、仕事で自宅に帰ってから家事・育児をしなければなりません。

妻は育児でヘトヘトなので、「自分は資格勉強！」なんて甘ったれたことなんて許されません。

わたしは通勤時間と仕事の昼休みで勉強時間を確保しました。

スキマ時間を有効活用した勉強方法

1週目のインプットはYoutube

今は便利な世の中で、Youtubeを使えば無料で学ぶことができます。

1週目のインプットはYoutubeのふくしままさゆき先生の動画を見ながら学習しました。

【簿記系YouTuber?】ふくしままさゆき

満点合格続出💯の大好評講義。国内No. 1の解説量✨簿記の学習では「アウトプットしまくってパターンと解き方を手で覚えるべし！簿記はスポーツ！」が昔からの常識です。「そんなのオカシイ！簿記は学問！」と学生時代から疑問に感じていましたので、理論...

www.youtube.com

ふくしま先生の動画はめちゃくちゃ丁寧でわかりやすく、非常におすすめです。

2週目とアウトプットは通信講座のSTUDYing

2週目以降はSTUDYingの通信講座を使いました。

ただし、ふくしま先生の動画を3週すれば合格している方も多くいたようなので、

費用を全くかけたくないという方は、簿記3級であればYoutubeのみでも合格までたどり着けるかもしれません。

わたしは特にアウトプットが不安だったため、STUDYingを使用しました。

選んだ理由は、とにかく安かったからです(笑)

ただ、アプリも非常に使いやすくオフライン再生もできるため、

通勤中の勉強にはピッタリの教材でした。

最後の追い込みだけは夜な夜な自宅で勉強

最後の追い込み時の実力UPテストは、さすがに電車内ではできなかったため自宅で勉強しています。

家族が寝た後に夜な夜な電卓をたたきながらの勉強です。

別に悪いことをしている訳では無かったのですが、妻にバレないよう無駄にコソコソしていました(笑)

試験について

CBT試験を選択

日商簿記はネット試験であるCBT方式の試験が採用されています。

ネット試験といっても、CBT方式に対応した会場でネット予約をして、会場のパソコン上で試験を受けるというものです。

何が便利って、会場の空きさえあれば試験を受けるタイミングを自分で選択できることです。

また、試験3日前までであれば試験日の延期が可能です。

無事合格！

得点は92点でした！

自分が思った以上の高得点が取れた要因は、「とにかく仕訳」

簿記3級のレベルであれば、仕訳さえ理解すれば決算で多少落とそうが合格までたどり着けます！

簿記を取得して変わったこと

企業のIR情報を見るようになった

簿記3級で会計のさわり程度は理解できるようになります。

この会社はどういう会社なのか？どのような財政状態、経営成績なのか？

仕事や私生活でも、株式とは実は密接に関わっているということをようやく理解しました。

お金の知識が身に着いた

これはFPとも関連することですが、お金の知識が身につくと無駄遣いが減ります(笑)

そして、よりお金を有効に使おうと考えるようになります。

そのおかげで、ポイ活で少しでもお得に生活をし、投資で資産形成をするという考えになりました。

簿記2級への挑戦

簿記3級は、転職などに有利に働くかというとそこまで評価されないようです。

簿記2級以上が評価されるという意見も多く、わたしも少しずつ簿記2級の勉強を進めています。

簿記2級に合格できた暁には、また合格記事を書こうと思います。